プロ生ちゃん Advent Calendar 2015寄稿記事

2015-12-23
BASIC!で作ったプログラムをAPK化
 
 
この記事はプロ生ちゃん Advent Calendar 2015 23日目の記事です。
 
プロ生ちゃん Advent Calendar 2015 - Adventar
 
はじめに
 
Androidで動くBASICのインタープリター「BASIC!」
で作成したプログラムをAPK化してみました。
 
予想以上に簡単でびっくりしました。
 
きっかけ
 
マスコットアプリ文化祭2015応募用に以下の2本
のBASIC!プログラムを作りました。
 
・プロ生カレンダ(BASICのプログラムです)
 
・マスコットカレンダー(BASICのプログラムです)
 
せっかく作ったのでAPK化してみようと思いました。
 
準備したもの
 
APK化するBASIC!プログラムは作成済なのでその他
で準備したのは以下の通りです。
 
・パソコン(Windows 8.1)
 
・RFO-BASIC! Quick APK (PC)
 
 
RFO-BASIC! Quick APKがAPK化するために必要です。
 
やり方、試してみた結果
 
やり方は以下の通りになります。
 
1.RFO-BASIC! Quick APKをパソコンにインストール
 
2.BASIC!の自作プログラムや使用するファイルを
  格納するフォルダーをパソコンに作成
 
3.Quick APKでプログラム、ファイルを指定
 
4.Quick APKでバージョン、アイコンを指定
 
5.出来上がったAPKをタブレットにコピー
 
6.タブレットでAPKをインストール
 
7.タブレットでテスト
 
 
実際にインストール~テストまで試してみた結果を
動画にまとめました。
 
【BASIC!】自作プログラムをQuick APKで
APK化してみた(BASIC プログラミング)
動画を見ていただければわかりますがとても簡単に
プロ生カレンダ、マスコットカレンダーのAPKを
作れました。
 
おわりに
 
私は、BASIC!友の会というサイトを運営して
います。
 
☆AndroidでBASIC!で遊ぼう☆【BASIC!友の会】
 
 
BASIC!に興味のある方は是非お立ち寄りください。
 
またBASIC!の超初心者向けの無料電子書籍も配布
しています。
 
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AndroidでBASIC!で遊ぼう!
AndroidタブレットでBASICプログラミング♪
 
よろしければご覧ください。
 
ありがとうございました。
 
補足:もう少し細かい話
 
ここからは実際にやってみたい方への細かい補足説明です。
 
補足0.APKを作成したプログラムについて
 
今回は2本APK化しました。
 
・a-msccal1.bas(マスコットカレンダ)
・a-pronamacal1.bas(プロ生カレンダ)
 
2本とも似たようなプログラムですが概要は以下の
通りです。
 
・メインプログラムのみで外部関数なし。
・リソースとしてHTMLファイルを3本利用
・リソースとして画像URLテキストを1本利用
 (マスコットカレンダーのみ)
・データベースの利用はなし。
 
メインプログラムや各リソースのソースファイルは
以下のページに掲載しています。
 
興味のあるかたはご覧ください。
 
 
 
補足1.パソコンのディレクトリ・ファイルの配置
 
AndroidデバイスにBASIC!をインストールすると
rfo-basicディレクトリの下にdata,databases,source
の3つが作られます。
 
BASIC!のプログラムを作る為にsourceディレクトリは
当然利用しますが残り2つはプログラムの内容次第で
利用するかどうかは異なります。
 
QUICK APKではAndroidデバイス同様のディレクトリを
パソコンに手動で作成する必要があります。
 
私の場合、QUICK APKのホームディレクトリ配下に
以下の様に配置すると上手く行きました。
 

 
作成するAPK毎にrfo-basic配下のディレクトリを
分けています。
 
 
最初は、一つ目のAPKディレクトリのrfo-basic配下を
空にして別のプログラムのリソースを配置し直して
試しましたが何故かエラーになったのでディレクトリを
分ける事にしました。
 
また今回作ったAPKではSQLITEのデータベースは利用
していないのですがdatabasesディレクトリも空で
準備しています。
 
 
補足2.必要なリソースの選択
 
select your main program and folder/filesの画面では
rfo-basicディレクトリの横のチェックボックスを
オンにすると配下のディレクトリ・ファイルも
自動的に全てオンになります。
 
databasesのディレクトリも空で作成しているので
オンになりますが利用していないのでここだけ
チェックボックスをオフにして作成しました。
 
後は動画の通り、自動的にAPKの生成が始まります。
 
APKファイル自体は、rfo-basicディレクトリの
直下に作成されます。
 
補足3.作成されるファイル名、アイコン名
 
Quick APKのデフォルトでは、メインプログラムの
ファイル名の拡張子のみが.apkとなります。
 
またデフォルトだとAndroidデバイスにインストール
した際のアイコン名もメインプログラム名(拡張子なし)
になります。
 
補足4.タブレットへのコピー、インストール
 
APKファイルをタブレットに移す方法は色々あると
思います。
 
Quick APKの機能を使ってもコピーできますが、
私の場合は単純に手動でコピーしました。
 
具体的には以下の通りです。
 
・パソコン→自宅内の簡易NASにAPKをコピー
(有線LAN経由、windowsのエクスプローラ) 
・自宅内の簡易NAS→タブレットにコピー
(無線LAN経由、ESファイルエクスプローラ)
 
dropbox等を利用した方が簡単かもしれません。
 
インストール自体は、ESファイルエクスプローラで
コピーしたAPKをタップするだけでした。
 
ホーム画面にはアイコンは作成されず、ドロワーを
見ると作成されていました。
 
その為、動画ではドロワーからホーム画面にアイコン
置く作業を手動で行っています。
 
(補足 終わり)
 
追記(2016.1.2)
 
前月の表示が正しくない不具合を修正しました。

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